第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)は11日、愛知国際アリーナでバスケットボール男子予選グループAの第2戦が行われ、日本(FIBAランキング22位)がサウジアラビア(同64位)を86―80で下した。連戦の過酷な日程の中、相手の激しいフィジカルと猛追をチーム全体の粘り強いディフェンスで振り切り、開幕2連勝を飾った。
試合は第1クォーター、序盤はサウジアラビアのタフな守備に阻まれ4分経過時点で10―10の同点とされるなど一進一退の攻防が続いたが、終盤のハーパージャンローレンスジュニア(東京サンロッカーズ)の連続得点や高島紳司(宇都宮ブレックス)のブザービート3ポイントシュートなどによって25―15と先行することに成功。第2クォーターに入ると、カークアレックス(川崎ブレイブサンダース)がインサイドで身体を張って着実に得点を稼ぎ、山崎一渉(東京サンロッカーズ)も3ポイントシュートのバスケットカウント(4点プレー)を決めるなど、51―35の16点リードで前半を折り返した。
後半はサウジアラビアが怒濤の反撃を見せ、一時は6点差まで詰め寄られる苦しい時間帯が続いた。それでも日本は吉本泰輔ヘッドコーチがガード2人をコートに並べる柔軟な采配で相手のプレスに対応。インサイドで粘るカークに加え、山崎が5スティールを記録するなど長身を活かした激しいディフェンスで奮闘。最後は全員でリードを守り切り、86―80で接戦を制した。日本は13日、全勝対決となる予選グループ第3戦で韓国と対戦する。
■試合後のコメント(ミックスゾーン・記者会見より)
吉本泰輔ヘッドコーチ
「連戦の中で相手のフィジカルも強く厳しい試合だったが、泥臭く勝ち方を見つけて勝ち切れたことが何より大きい。シュートが当たらない時間帯でも、アクティビティ高く組織的に守り切るディフェンスこそが自分たちの強み。サウジアラビアの激しいプレッシャーに対してガードを2人配置してボールを動かし、誰が出てもチームとして役割を遂行してくれた。次の韓国戦もタフな戦いになるが、良い準備をして臨みたい」
山崎一渉(3Pシュート3本含む12得点、5スティールを記録)
「連戦でスカウティングの時間も少ない中、出だしからチーム全員で集中してフィジカルな戦いに対応できた。個人的にもシュートだけでなく、自分のサイズや腕の長さを活かしてディフェンスやリバウンドでチームにインパクトを与えることを意識して練習してきたので、そこを発揮できて良かった。終盤の苦しい時間帯もカーク選手をはじめ全員が身体を張り、一丸となって戦い抜けたことが勝利につながった」
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