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2026.07.13 オリンピック教室

柏市でJOCオリンピック教室を開催

 日本オリンピック委員会(JOC)は、6月26日に千葉県の柏市立南部中学校にて、「JOCオリンピック教室」を開催した。JOCオリンピック教室は、オリンピック・ムーブメントの普及・啓発を目的とした取り組みで、オリンピアン(オリンピック出場選手)を講師として招き、オリンピズム(オリンピック精神)オリンピックの3つの価値「オリンピックバリュー=卓越(Excellence)、友情(Friendship)、敬意/尊重(Respect)」を体験的に学ぶ授業だ。中学生を対象に、運動と座学を通して、オリンピックバリューを身近に感じてもらうことを目的としている。

「考えること」を意識して活動してほしい

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小口先生の運動の時間

1時限目は、リュージュの小口貴久先生(ソルトレークシティー2002冬季大会、トリノ2006冬季大会、バンクーバー2010冬季大会出場)による運動の時間。初めに、生徒全員でリュージュの基本姿勢を体験。仰向けに寝そべった状態で足を床から少し浮かせ、顎を引いて足先を見る姿勢を取り、姿勢を維持するのに苦戦する生徒もいるなか、「競技中はさらに重力が加わる」と説明を受けた。その後、指定された人数とボールで集まるゲームに挑戦。人数が合わない場面でも、ルールの範囲内で解決策を考え、周囲と協力しながら課題をクリアする姿勢が見られた。主運動としてチーム対抗で大縄くぐりを実施。30秒間で何回くぐれるかを競い、各回の間に作戦タイムを設けたことで、記録向上に向けてチーム毎に様々な工夫を考案。2回目以降は全チームが動き方を改善し、初回より記録を伸ばすことができた。

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ゲームに成功できなかった場合は全員でリュージュの基本姿勢
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大縄くぐり

目標に向かって何ができ、何をするのか「考える」

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小口先生の座学の時間

2時限目は座学の時間。小口先生は、小学5年生でリュージュ競技を始め、大学時代に開催された長野オリンピックに、普段から一緒に練習していた仲間が出場する姿を見て、大きな喜びと同時に、「自分もオリンピックを目指したい」という強い思いが芽生えたと自身を振り返った。当時はリュージュの練習環境やトレーニング方法について十分な情報がなく、自ら考えながら競技に向き合った。例えば、高速で滑走する競技への恐怖心を克服するため、ジェットコースターに繰り返し乗ったり、10メートル高飛び込みに挑戦したりするなど、自分なりに工夫を考えて練習を探した経験を紹介。後半のグループワークでは、生徒が運動の時間を振り返り、オリンピックバリューと結び付けて考えた内容を発表した。オリンピックバリューは特別なものではなく、普段の生活の中にもある。だからこそ気づきにくいが、これからは少し意識して過ごしてほしいと生徒たちにエールを送った。

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グループワークで意見を出し合う
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日常の中にある価値を意識して過ごしてほしい

仲間との信頼関係や相手への敬意、目標に向かって努力する姿勢が日常生活にもつながる

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加藤先生の運動の時間/準備運動

3時限目と5時限目は、水泳/競泳の加藤ゆか先生(北京2008大会、ロンドン2012大会出場)による運動の時間。準備運動ではダイナミックストレッチを実施し、腕や脚を大きく動かしながら体を温めた。主運動では、背泳ぎは後ろ走り、平泳ぎはスキップ、バタフライは両足跳び、クロールは走る動きでそれぞれの泳法を表現する、チーム対抗の陸上版メドレーリレーを実施。各レースの間には作戦タイムが設けられ、生徒たちはより良い記録を目指して工夫や作戦を考えて取り組んだ。生徒から、チーム内で得意な走法を共有して役割を決めた等の工夫が発表された。

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ダイナミックストレッチ
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メドレーリレーの背泳ぎ

苦手や嫌いなことでも、挑戦の先に期待以上の結果が出ることがある

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加藤先生の座学の時間

4時限目と6時限目は座学の時間。加藤先生は生後6か月でベビースイミングを始め、幼少期から水泳競技に取り組んできた。競技生活の中で、苦手だった種目への挑戦が好結果につながった経験を紹介し、苦手だからと避けずに挑戦することの大切さを生徒に伝えた。また、高校時代は記録が伸び悩み、自分にとって水泳とは何かを改めて考えたり、大学進学の際には自ら水泳部を見学して進学先を決定したりするなど、常に自分で考え、自分で道を選んできた経験も紹介し、生徒たちにも自分自身で考え、決断できる人になってほしいと呼びかけた。後半のグループワークでは、生徒が運動の時間に感じたことをオリンピックバリューに当てはめて考え、発表を行った。発表ではフレンドシップに関する意見が多く、クラスの特徴だからこの先も友達や仲間を大切にしてほしいと伝えた。

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運動の時間に感じたことをオリンピックバリューに当てはめて考える
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グループワークの発表

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