日本オリンピック委員会(JOC)は6月23日、日本オリンピックミュージアム(JOM)でオリンピックデーウィーク 2025 in JOM「オリンピックデー記念特別無料開放&オリンピアンとの触れ合いイベント」を開催しました。
本イベントは、6月23日のオリンピックデーを記念し行われたイベントで、館内の展示紹介や記念撮影、eスポーツ体験を通じて来館者がオリンピアンとの交流を楽しめるプログラムを実施しました。。イベント当日には、北京2008、ロンドン2012、リオデジャネイロ2016、東京2020の4大会に出場した荒木絵里香さん(バレーボール)と、ソルトレークシティー2002、トリノ2006、バンクーバー2010の冬季3大会に出場した小口貴久さん(リュージュ)、ソチ2014冬季大会に出場した高橋成美さん(スケート/フィギュアスケート)が来館し、来館者への展示紹介や記念撮影、eスポーツ体験を行いました。
※オリンピックデーとは、1894年6月23日の国際オリンピック委員会(IOC)創設を記念して定められている記念日です。「LET’S MOVE」をスローガンに、身体を動かすことの楽しみを世界の人々に発信しています。
午前の部と午後の部の2回、JOM2階のEXHIBITION AREAでオリンピアンが来館者をお出迎えし、展示紹介や自身の競技経験を踏まえた話題で交流し、来館者と記念撮影を行いました。「世界とオリンピック」のコーナーでオリンピックの成り立ちや、オリンピックシンボルにこめられた意味などについて紹介したり、「日本とオリンピック」コーナーでガラス面に刻まれているオリンピアンの名前を参加者と一緒に探したりしました。また、オリンピアンの身体能力に挑戦できる「オリンピックゲームス」のエリアでは、ジャンプコーナーやシンクロコーナーなどでオリンピアンと子どもたちが一緒に盛り上がりました。
午後には、企画展「eスポーツ展」が開催されている1階のWELCOME AREAにて、eスポーツ体験が行われました。本企画展は2026年9月19日から10月14日まで開催される第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)でも正式競技に採用され、2027年にはIOC主催のもとサウジアラビア・リヤドで開催される「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」に向けて、ますます注目が高まるeスポーツに焦点を当てて紹介されています。この企画展は2025年8月31日(日)まで開催しており、eスポーツ競技の特長である子ども、高齢者、障がい者、オリンピアンといった年齢や性別、障がいの有無に関係なく、さまざまな背景を持つ来館者が集い、eスポーツの魅力に触れ、自国開催のアジア競技大会をより楽しむ機会としていただけるような展示になっています。愛知・名古屋アジア大会で実施予定のeスポーツ競技の11種目13タイトルを紹介するとともに、「ストリートファイター6」「鉄拳8」「THE KING OF FIGHTERS XV」「ぷよぷよeスポーツ」「eFootball™」など一部のタイトルにおいては実機を用いたeスポーツ体験ができ、特に中央部分に設置された「グランツーリスモ7」では本格的なレーシングコックピットベースでの体験が可能です。イベント当日には、オリンピアンと来館者が「グランツーリスモ7」でデイリーの記録や来館したオリンピアンの記録を塗り替えるべくタイムを競うなど、大いに盛り上がりを見せました。
「オリンピックデーウィーク 2025 in JOM」はたくさんの来館者にお越しいただき、盛況のうちに終了しました。JOMでは今後も、オリンピアンと来館者が交流できる様々なイベントを企画し、皆さまのご来館をお待ちしています!
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