2025年3月20日(現地時間)に実施されたIOC会長選挙において、カースティ・コベントリー氏が新たなIOC会長に選出されたことに関し、本会会長代行を務める三屋裕子副会長のコメントをお伝えいたします。
三屋副会長コメント:
「IOCの長い歴史の中で、新たな時代を象徴するカースティ・コベントリー氏の当選に心よりお祝い申し上げます。また、会長選を通じて、今後のオリンピック・ムーブメントのあるべき姿について議論を深め、様々な角度から進むべき道を指し示していただいたすべての候補者に改めて敬意を表します。
この複雑で、混迷を深める時代において、スポーツ、そしてオリンピックの役割は大きな転換期を迎えています。友情、尊敬、卓越性というオリンピックの根源的な価値が益々重要になるだけでなく、スポーツの社会的役割に焦点を当て、サスティナビリティや多様性の確保、ジェンダー平等などに取り組み、相互理解と社会の変容を促進することは、これまで以上に求められています。オリンピックの社会的役割が大きく変化する中で、コベントリー氏のリーダーシップのもと、オリンピック・ムーブメントの未来を切り拓くとともに、来年に迫ったミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが、アスリートはもちろん社会にとっても素晴らしい大会となることを期待しています。
引き続きNOCの一員として、IOCの新しいリーダーシップを支え、ともにスポーツ、そしてオリンピックの持つ力、果たすべき役割を社会に発信してまいります。」
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