柔道男子66キロ級で世界選手権優勝2度の丸山城志郎(31)が17日、所属先のミキハウスを通じて現役引退を発表した。パリ五輪で2連覇を達成した阿部一二三(パーク24)の好敵手として、数々の激闘を繰り広げた。同日付で全日本柔道連盟に強化選手の辞退届を提出し、25日に大阪府内で記者会見を開く。
2020年12月に史上初の1試合限定で行われた阿部との東京五輪代表決定戦では、通常の6試合分に相当する24分間に及ぶ死闘の末に敗れた。
丸山は「どんなに苦しい時も闘い抜くことができたのは、いつも応援してくださった皆さまのおかげです。非常に濃い柔道人生でした」とのコメントを出した。(共同)
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