早田ひな、張本美和が優勝争い 全日本卓球、２１日に開幕

早田ひな（左）、張本美和（共同）

　卓球の全日本選手権シングルスは２１日に東京体育館で開幕する。女子はパリ五輪銅メダルで３連覇を目指す早田ひなと、成長著しい１６歳の張本美和が優勝争いの軸。男子は２年連続３度目の日本一を狙う張本智和が中心だ。
　早田らシード選手は２３日の４回戦から登場し、頂点まで６試合を勝ち抜く必要がある。五輪で左手首を痛めた早田は復帰戦となった昨年１１月のＷＴＴファイナルは１回戦で敗退。年末には「コンディションをどこまで戻せていけるか」と語っていたように、連戦を戦い抜けるかが鍵となる。
　男子は２年ぶりの優勝を目指す戸上隼輔やパリ五輪代表の篠塚大登、１７歳の松島輝空が張本智を追う。（共同）