パリ五輪柔道男子100キロ超級代表で10月下旬に首の手術を受けた斉藤立(JESグループ)が8日、東京都内で報道陣の取材に応じ、来年11月の講道館杯全日本体重別選手権での復帰を目指す計画を示した。「この際、首以外にも弱い筋肉を鍛え、闘うための土台をつくり直す」と語った。
3月後半に右手の指先にしびれを感じ始め、五輪直前は力が入らない状態だったという。パリから帰国後の検査で頸椎のヘルニアと脊柱管の狭窄が判明。医師からは「手術をしなければ引退しかない」と説明されたことを明かした。
4年後のロサンゼルス五輪へ「このままでは終われない。自分の誇りをかけて闘う」と決意を新たにした。(共同)
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