来年9月に開かれる陸上の世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた日本選手権35キロ競歩は27日、山形県高畠町で行われる。26日は男子の有力選手が記者会見し、世界選手権で2022年大会2位、23年大会3位の川野将虎(旭化成)は「まずは代表権を獲得し、再び世界の強豪と戦えるように精いっぱい頑張りたい」と決意を口にした。
男女ともに日本陸連が定める派遣設定記録を突破して優勝すれば代表に決まる。パリ五輪の混合団体に出場した高橋和生(ADワークスグループ)は「派遣設定記録の突破は最低限の目標」と語り、東京五輪50キロ代表の丸尾知司(愛知製鋼)は「優勝だけをターゲットに歩く」と意気込んだ。(共同)
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