アーチェリー男子で6大会連続五輪に出場し、2012年のロンドン大会の個人で銀メダルを獲得した古川高晴(近大職)が26日、東京夢の島公園アーチェリー場で行われた全日本選手権に現役最後の試合として臨み「ずっと成長し続けることができた25年間」としみじみと振り返った。
40歳の古川は予選を6位で通過したが、決勝トーナメント2回戦で敗退した。競技人生が終わった瞬間は意外と冷静だったそうだが、会場から拍手が起こると「温かい気持ちになった」と柔和な表情で感謝を述べた。
今後は指導者として後進の育成に励む。「ただ技術を教えるだけではなく、気持ちに寄り添って教えることが大切」と話した。(共同)
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