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2024.09.02 イベント

オリンピアンとTEAM JAPANを応援!「パリ 2024 オリンピックスペシャル企画 in JOM 応援イベント『TEAM JAPANにエールを送ろう!』」を開催

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パブリックビューイングで白熱する晴海会場(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は8月1日、TEAM JAPAN 2020 VILLAGE(晴海会場)、日本オリンピックミュージアム(JOM)、札幌駅前通地下歩行空間北2条交差点広場(札幌会場)にて、「パリ 2024 オリンピックスペシャル企画 in JOM」の一環として応援イベント「TEAM JAPANにエールを送ろう!」を開催しました。

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晴海会場を盛り上げる小口貴久さん(右)と田中琴乃さん(写真:アフロスポーツ)

 本イベントは、パリ2024大会バスケットボール女子日本代表の予選リーグ、日本対ドイツ戦をパブリックビューイングするもので、パブリックビューイング以外にもパリの TEAM JAPAN本部との中継や試合のワンポイント解説など、オリンピアンと一緒に TEAM JAPAN を応援する企画です。TEAM JAPAN 2024パリのコンセプトのように、街として新たな一歩を踏み出した晴海地区の地域住民やその他の会場の参加者、そしてオリンピアンが集い、心をひとつに TEAM JAPANバスケットボール女子チームを応援しました。本イベントにはソルトレークシティー2002、トリノ2006、バンクーバー2010冬季オリンピックに出場した小口貴久さん(リュージュ)と北京2008、ロンドン2012オリンピックに出場した田中琴乃さん(体操/新体操)が晴海会場、北京2008オリンピックに出場した齋藤里香さん(ウエイトリフティング)と長野1998、ソルトレークシティー2002、トリノ2006冬季オリンピックに出場した勅使川原郁恵さん(スケート/ショートトラック)がJOM、カルガリー1988、アルベールビル1992、リレハンメル1994冬季オリンピックに出場した阿部雅司さん(スキー/ノルディック複合)とアテネ2004オリンピックに出場した矢代直美さん(バスケットボール)が札幌会場にてそれぞれ参加し、来場者と交流しました。

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JOM、札幌会場、パリ現地とオンライン中継(写真:アフロスポーツ)

 イベント冒頭では、3会場を中継で繋ぎ、オリンピアンたちとのトークで会場を盛り上げます。それぞれの注目する競技は何かというトークテーマの際には、札幌会場にいる阿部さんは「もちろんこの後応援するバスケットボールです。北海道出身の町田瑠唯選手や東藤なな子選手に向けた応援メッセージがたくさん届いていて、きっと今日の試合でも北海道から熱い声援を届けられると思います」と札幌会場の熱量を他の会場に伝えました。JOMにいる齋藤さんは自身の競技であるウエイトリフティングを挙げて「選手がバーベルを持ち上げるときの緊張感と、持ち上げた後の選手の弾ける笑顔に注目してください」と会場に呼びかけました。また、勅使河原さんは「陸上競技のリレーに注目しており、うまくバトンがつながってほしいと期待しています」と語りました。

 続いてパリ現地 のTEAM JAPAN 本部とのオンライン中継が始まりました。中継先には谷本歩実TEAM JAPAN副団長が登場。バスケットボール会場に訪れている谷本副団長は「この予選会場はリールというところにあり、パリの選手村からは2時間離れています。予選を勝ち上がるとパリの会場で競技をするので、選手たちは『Go to Paris』の合言葉のもと勝利を目指しています」と会場の情報を伝え、これから始まる試合について「今日は大会6日目ですがこれまで各競技で逆転劇が繰り広げられています。そういったパワーが選手村でも広がっているので、今日も負けられない戦いが繰り広げられますが、最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います」と期待を述べました。

 パリとの中継後、札幌会場の矢代さんが「相手にプレッシャーを与える激しいディフェンスでからの速いオフェンス、そしてスリーポイントシュートというのが日本最大の武器であり、日本がやりたいバスケットです。そのスリーポイントシュートをどれだけ多く打てるか、さらにそれがどのぐらいの精度で入ってくるか、ここが最大のポイントだと思っています。観る側もプレイヤーもここが一番おもしろい部分ですので、ぜひ注目してください」と今回の試合の注目ポイントを紹介しました。

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バスケットボール女子代表選手からのスペシャルメッセージ(写真:アフロスポーツ)

 続けて、各会場の参加者に向けて、バスケットボール女子代表選手からのスペシャルメッセージが映像で流れました。最初に流れたのは北海道出身の町田選手と東藤選手からのメッセージ。北海道で6月に行われた強化試合での応援への感謝と今大会やシーズンに向けての豊富を述べ、最後には「したっけねー(またね)」と北海道の方言で締めくくり、札幌会場の参加者たちを喜ばせました。次に流れた映像は姉妹で参加している馬瓜エブリン選手、馬瓜ステファニー選手からのメッセージ。それぞれの注目プレーを紹介した上で「2人の馬瓜が日本に貢献できるよう頑張りますので、皆さん楽しんで観てください」と決意を述べました。続いてのメッセージは石川県七尾市出身の赤穂ひまわり選手。赤穂選手は「被災地の皆さんに良い結果が届いて、少しでも皆さんが元気になっていただけるよう頑張りたいと思います」と、今年1月の能登半島地震の被災者に向けてメッセージを送りました。最後は全選手集合でのメッセージムービーが流れ、主将の林咲希選手が「今日は日本でパブリックビューイングをしていただけるということで、嬉しく思います。ありがとうございます。東京2020大会以降、パリ2024大会で金メダル獲得という目標に向けて頑張ってきました。良い報告ができるよう皆で頑張っていきますので、たくさんの応援よろしくお願いします」とメッセージを送りました。

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TEAM JAPANに向けてエールを送る参加者(写真:アフロスポーツ)

 ビデオメッセージの後、各会場でTEAM JAPANに向けて、「とどけ!勇気!頑張れ!ニッポン!」というエールを贈りました。エールを贈る様子は動画で撮影され、パリ現地の選手たちに届けられました。

 そしていよいよ試合が始まりました。日本のスターティングメンバーは髙田真希選手、町田選手、林選手、宮崎早織選手、赤穂選手の5人。第1クォーターでは最大9点差をつけられるものの、矢代さんが注目ポイントに挙げたスリーポイントシュートなどで反撃し、16-21で最初の10分間を終えました。第2クォーターではステファニー選手や町田選手のシュートで追い上げ、開始2分で髙田選手のスリーポイントシュートでドイツに追いつきましたが、その後ドイツの高さに苦戦し、36-42と6点差で前半が終了。第3クォーター序盤で髙田選手の2本のスリーポイントシュートによって同点に追いつきましたが、その後約8分間の得点が3点にとどまったこともあり、49-59で最終第4クォーターを迎えました。第4クォーターでは、宮崎選手や林選手のシュートで5点差まで詰めることができましたが、ドイツがフリースローで着実に得点を重ねていき、64-75で惜しくも負けてしまいました。
 試合は負けてしまいましたが、日本の粘りや追い上げに参加者は白熱し、日本がシュートを決める際には大きな歓声が上がるなど、各会場大きな盛り上がりを見せました。

 終了後、晴海会場では小口さんと田中さんが挨拶を行いました。小口さんは「非常に悔しかったですが、グループリーグもう1試合残っているので引き続き応援しましょう。今この瞬間にも他のTEAM JAPANの選手たちが戦っていますので、ぜひご声援お願いします」と、田中さんは「悔しくて今夜夢にこの試合が出てくるかもしれないです。悔しいですが、皆さんと応援できて非常に楽しいイベントでした」と語り、イベントは締めくくられました。

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