【パリ共同】パリ五輪第3日の28日、日本勢は3個の金メダルを獲得した。フェンシング男子エペ個人では加納虹輝(26)=JAL=が東京五輪の団体優勝に続く栄冠に輝き、個人種目では日本勢初の頂点に立った。
スケートボードの女子ストリートは吉沢恋(14)=ACT SB STORE=が金メダルを獲得し、赤間凜音(15)が銀メダル。前回銅の中山楓奈(19)=ムラサキスポーツ=は7位だった。
柔道男子66キロ級は阿部一二三(26)が2連覇を果たした。妹で女子52キロ級の阿部詩(24)=ともにパーク24=は2回戦で敗退し、兄妹による2大会連続の同日優勝はならなかった。
競泳は男子400メートル個人メドレーで初出場の松下知之(18)=東洋大=が銀メダルを手にし、瀬戸大也(30)=CHARIS=は7位。女子100メートルバタフライの平井瑞希(17)=アリーナつきみ野SC=は7位だった。男子200メートル自由形の松元克央(27)=ミツウロコ=は決勝に進出。
サッカー女子の日本は1次リーグ第2戦でブラジルに逆転勝ちし、1勝1敗となった。サーフィンは男子で東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(26)=木下グループ=が3回戦に進んだ。
加納虹輝の話 まだちょっと実感が湧いていない。グランパレの舞台で(試合が)できてすごく楽しかった。太田(雄貴)さんを見てフェンシングを始めているので、超えることになるとは全く思ってもいなかった。感慨深いというか、信じられない。
松下知之の話 人生で一番緊張した。最高のパフォーマンスができた。メダルは重たい。最後の自由形は絶対自分が一番強いと思っていた。苦しい練習に耐えてきて、頑張ってきて良かった。
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