パリ五輪第3日(28日)柔道男子66キロ級で阿部一二三(パーク24)が2大会連続の金メダルを獲得した。女子52キロ級では妹の阿部詩(パーク24)が2回戦で敗れ、五輪2連覇を逃した。
スケートボードの女子ストリートで14歳の吉沢恋(ACT SB STORE)が金メダルに輝き、赤間凜音は銀。中山楓奈(ムラサキスポーツ)は7位だった。フェンシング男子エペ個人の加納虹輝(JAL)は準決勝進出。競泳男子400メートル個人メドレーで瀬戸大也(CHARIS)は決勝に進んだ。バレーボール女子の日本は1次リーグ初戦でポーランドに敗れた。サッカー女子の1次リーグで、日本はブラジルに逆転勝ちした。
阿部一二三の話 最高の思い。この3年、東京五輪が終わって、すごくしんどい思いばかりで楽な道ではなかった。妹が負けてしまって、すごく苦しい1日になった。妹の分まで兄が頑張らないと、という気持ちだった。
阿部詩の話 本当に悔しいという一言。五輪という舞台で勝ち切れなかった私がすごく弱いという気持ちだ。ポイントを取り急ぎ、相手の技に対応できなかった。絶対に勝たないといけないという気持ちがすごく強く、重圧に負けてしまった。
吉沢恋の話 今までの大会よりも観客が多い中で、応援のおかげで頑張れた。ここまで頑張ってきて良かった。(五輪予選最終戦の)ブダペストでも逆転優勝でき、五輪でも逆転優勝できてうれしい。
赤間凜音の話 パリ五輪でメダルを取るのが夢だったので、すごくうれしい。今までもらったメダルよりもすごく重く、感動している。少しは恩返しができたかな。次の五輪では金メダルを取れるように頑張りたい。(共同)
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