日本オリンピック委員会(JOC)はオリンピックデーである6月23日、東京スカイツリー(東京都墨田区)で「RISING TOGETHER 2024 ~TEAM JAPAN 活躍祈願~ Supported by 東京スカイツリー」を開催しました。
本イベントは、パリ2024大会に向けたTEAM JAPANのコンセプトである「一歩、踏み出す勇気を」に賛同いただいたTEAM JAPANオフィシャルサポーターである東武タワースカイツリー株式会社協力のもと、墨田区・江東区在住のスポーツ少年団に所属する小学5、6年生とオリンピアンが共に、世界一高いタワーである東京スカイツリーの展望台を目指して、2552段の階段を一致団結してのぼるものです。本イベントには2008年北京、2012年ロンドンの夏季オリンピックに出場した伊藤華英さん(水泳/競泳)と、2018年平昌、2022年北京の冬季オリンピックに出場した宇野昌磨さん(スケート/フィギュアスケート)、2004年アテネ、2008北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京の夏季オリンピックに出場した三宅宏実さん(ウエイトリフティング)、2002年ソルトレークシティー、2006年トリノ、2010年バンクーバーの冬季オリンピックに出場した小口貴久さん(リュージュ)の4名のオリンピアンが参加し、小学生と共にスカイツリーの階段をのぼりました。
※オリンピックデーとは、1894年6月23日の国際オリンピック委員会(IOC)創設を記念して定められている記念日です。
早朝、東京スカイツリーに集まったオリンピアンと小学生たち。約10名ずつのグループに分かれ顔合わせを行ない、オリンピアンからイベントタイトルにもなっている「RISING TOGETHER」と書かれたTEAM JAPANオリジナルデザインのタオルを受け取りました。
普段は立ち入ることのできない東京スカイツリーの避難階段をのぼるにあたっての注意事項の説明を受け、いよいよ展望台を目指してスタートです。スタート時には、TEAM JAPAN 応援Tシャツをイメージした限定コスチュームに身を包んだ東京スカイツリー公式キャラクターのソラカラちゃんが、オリンピアンと小学生を見送りました。
高さ450mの展望台を目指し、東京スカイツリーをのぼっていくオリンピアンと小学生たち。2552段もの階段はオリンピアンや普段スポーツに励む小学生にとっても苦しいものでしたが、グループで声を掛け合って元気にのぼっていきました。
途中休憩ポイントを挟みながらも、階段をのぼり続けること約1時間、ついに高さ450mの展望台にゴール。展望台で待っていたソラカラちゃんと保護者の皆さんから、各グループがゴールする度に拍手が沸き起こりました。ゴールした小学生たちは汗だくになりながらも、充実した表情を見せ、雲の隙間から見える遠く離れた地上を見ながら、この高さを階段でのぼりきった自分たちに驚いていました。
展望台に到着後、オリンピアンと記念撮影を行ったりタオルにサインをもらうなどの交流を満喫し、イベントは幕を閉じました。
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