柔道男子60キロ級の永山竜樹は22日にパリへと出発した。28歳で初出場の五輪は27日に出番。日本勢の先陣を切って登場し「ついにこの時がきたな」と気合が高まってきた。
東京五輪覇者の高藤直寿との激しいパリ五輪代表争いを最終盤で逆転した。東海大の3年先輩でもある高藤に次ぎ、日本勢2大会連続の金メダルに挑戦。「やっと目標の舞台で闘える。わくわくしている」と決戦を見据える。
156センチと最軽量級でも小柄ながら、筋骨隆々の体に爆発的なパワーを秘める。背負い投げや内股、裏投げを駆使し、あらゆる方向に相手を投げる闘いぶりは見応え十分。一本を取る柔道へのこだわりは強い。(共同)
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