陸上男子400メートル障害でパリ五輪代表の豊田兼(慶大)が12日、オンラインで取材対応し、父の母国で行われる祭典に向け「自分にとって初めての大きな国際大会になる。まずは決勝進出が目標。持ち味を発揮して、最後まで食らい付きたい」と五輪のこの種目で日本勢初の快挙を見据えた。
6月下旬の日本選手権では、2種目目の代表入りを狙った110メートル障害予選で太もも裏に違和感を覚え、準決勝を棄権。現在も練習には一部制限があるというが「万全で復帰したわけではないが、順調には来ている。日本にいる間にできる練習をしっかりやって、出力を上げていきたい」と本番までの道筋を描いた。(共同)
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