パリ五輪のフェンシング日本代表が31日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開し、女子サーブルで世界選手権個人2連覇の江村美咲は「逃げ道をつくらず、自分を信じて出し切りたい」と、約2カ月後の大舞台へ強い覚悟を示した。
東京五輪で日本勢初の金メダルを獲得した男子エペ団体メンバーの加納虹輝は「ベストな状態で五輪に臨める」と自信を示し、36歳の見延和靖は「連覇して、日本を常勝国と位置づけるのが大事」と目標を語った。
男子フルーレの日本は団体で世界ランキング1位。大会本番でも期待は大きく、主将を務める松山恭助は「個人も団体もメダル争いができる」と力強く話した。(共同)
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