体操のパリ五輪代表最終選考会を兼ねるNHK杯最終日は19日、群馬県の高崎アリーナで男子の2回目が行われ、個人総合で20歳の岡慎之助(徳洲会)が合計342・727点で初優勝を果たして初代表に決まった。4月の全日本選手権での得点を持ち点に2日間演技し、この日は6種目合計10位の84・531点ながら逃げ切った。
27歳の萱和磨(セントラルスポーツ)が1・301点差で2年連続2位となり、東京五輪に続く代表入り。チーム貢献度で25歳の杉野正尭(徳洲会)が初、27歳の谷川航が2大会連続の五輪出場を決めた。トップの86・431点をマークした土井陵輔(ともにセントラルスポーツ)は3位、3度目の代表を狙った34歳の田中佑典(田中ク)は4位で落選した。
既に代表に決まっていた東京五輪2冠の橋本大輝(セントラルスポーツ)は、4連覇が懸かっていた今大会をけがで棄権した。(共同)
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