サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」で、期待の18歳コンビがパリ五輪代表入りへ前進した。6日、米アトランタで行われた国際親善大会「シービリーブスカップ」の米国戦。1―2で敗れたチームの中で、谷川萌々子(ローセンゴード)と古賀塔子(フェイエノールト)の活躍が今後への光明となった。
国際Aマッチ4試合目で初先発となった谷川は守備的MFの位置に入り、試合開始直後にアシストをマークした。自陣からワンタッチで右前方へロングパス。俊足の清家貴子(三菱重工浦和)に通して先制点につなげ「貴子さんが走っているのが見えた。うまくスペースに出せた」とうなずいた。
代表5戦目となった古賀は後半からセンターバックで出場。相手の連続攻撃にもうまく体勢を立て直してシュートブロックに入るなど、たくましいプレーを見せた。「最後に体を張れるのは自分の長所。そこを出せて良かった」と手応え十分の様子だった。
JFAアカデミー福島時代の同期で、ともに今年1月に海外に渡った。(共同)
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