競泳で日本の男子背泳ぎを長くけん引した34歳の入江陵介が3日、現役引退を表明した。3月のパリ五輪代表選考会で5大会連続の五輪出場を逃していた。東京都内で開いた記者会見で「長く競技生活を送ることができて、心から幸せだった」と声を詰まらせながら語った。
大阪府出身。美しいフォームを武器に、2012年ロンドン五輪は200mで銀、100mで銅、男子400mメドレーリレーで銀のメダル3個を獲得した。世界選手権は昨夏の福岡大会まで8大会連続で出場し、通算で銀2銅2のメダルを得た。
昨年は左肩痛に苦しみ、パリ五輪代表選考会は100mで2位、200mで3位にとどまった。(共同)
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