韓国の釜山で行われた卓球の世界選手権団体戦の日本代表が26日、帰国して東京都内で記者会見し、銀メダルだった女子の早田ひなは中国との決勝で世界ランキング1位の孫穎莎に敗れた一戦を踏まえ「エース対決になった時の力不足を感じた。パリ五輪に向けて孫選手にフォーカスして、強化していきたい」と雪辱を誓った。
決勝で張本美和は孫に負けたが、早田が東京五輪女王の陳夢に、平野美宇は世界ランク2位の王芸迪に勝って、一時は宿敵を追い詰めた。15歳の張本美は「先輩方に支えられて頑張れた」と言い、平野は「今までで一番手応えがあった。次は金メダルを取りたい」と笑顔を見せた。
男子は準々決勝で中国に敗れた。(共同)
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