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2023.12.06 イベント

日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催

日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催
みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。ワークショップを実施(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催
講師を務めた遠藤純二郎さん(上)講師を務めた中村真太郎さん(下)(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は11月25日、日本オリンピックミュージアム(JOM)で開催中のテーマ展「オリンピックと芸術」にちなみ、日本オリンピックミュージアム+(プラス)テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催しました。今回は、TEAM JAPANのブランディングを支援している株式会社インタ―ブランドジャパン協力のもと、小学生の子どもたちと保護者を対象に、エンブレムの成り立ちを学びつつ未来のオリンピックエンブレムを自由にデザインして創造性を豊かにするワークショップと、オリンピックの歴史や価値についてアスリートと一緒に学ぶミュージアム見学会を開催しました。
 当日は講師として、TEAM JAPANブランドマネジメント担当で元東京2020大会組織委員会ブランドディレクターの遠藤純二郎さん、同じくTEAM JAPANブランドマネジメント担当で株式会社インターブランドジャパン クリエイティブグループシニアデザイナーの中村真太郎さんのお二人と、ゲストオリンピアンには坪井保菜美さん(体操/新体操)が登場しました。

日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催
ゲストアスリートの坪井保菜美さん(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催
オリンピックエンブレムをデザインする子どもたち(上)子どもたちと触れ合う坪井保菜美さん(下)(写真:フォート・キシモト)

■みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。ワークショップ
 ワークショップに先立ち、遠藤さんが「オリンピックには色々な芸術やデザインが関係しています。本日はその中の一つである、大会を象徴するエンブレムを皆さんと作っていこうと思います」と、中村さんが「本日皆さんと一緒に芸術という観点から、一緒にエンブレムをデザインできることを楽しみにしています」と挨拶しました。続けて坪井さんが「私は絵を描くのが好きなので、自分が描いた作品を持ってきました」と自作のアート作品を披露すると、そのクオリティの高さに会場から驚きの声があがりました。
 ワークショップはオリンピックエンブレムについての解説から始まりました。エンブレムは各大会の個性が表れる「大会マーク」、開催地と開催年を示す「ワードマーク」、そして5つの輪で形作られたマークである「オリンピックシンボル」の3つで構成されます。そしてこの3つで構成されたエンブレムは何を表現しているかについて、過去の大会のエンブレムの意味が紹介されました。最初に紹介されたのは東京2020大会のエンブレム。こちらは日本の伝統模様である市松模様、そして多くの人たちの繋がりや絆を表現しているとのことでした。東京2020大会以外にも多くの大会のエンブレムと意味が紹介され、オリンピックの炎や国旗(NOC旗を含む)、各国・地域の伝統的な建造物、そして自然など、多種多様なものが表現されていることを学びました。

日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催
2階のEXIBITION AREAを見学(上)「オリンピックゲームス」エリアでアスリートの身体能力に挑戦(下)(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス) テーマ展関連イベント「みらいのオリンピックエンブレムをデザインする。」with インターブランドジャパンを開催
最後に記念撮影(写真:フォート・キシモト)

 過去大会のエンブレムについて学んだ後、いよいよ子どもたちが自分のアイデアをデザインする時間になりました。
100年後のオリンピックを想像し、「どこでオリンピックをすると楽しいか」「そのエンブレムで何を表現するか」を考え、実際にエンブレムをデザインしていきました。子どもたちは自分自身の居住地や旅行で行った思い出の場所、または宇宙のような現在では想像もできないような開催場所を思い思いイメージしてエンブレムをデザインしました。また、デザイン完成後の発表のタイミングでは、一人 ひとりが子どもならではの自由なアイデアや表現を披露してくれました。

■日本オリンピックミュージアムを見学
 次のプログラムでは、遠藤さんと中村さん、坪井さん、子どもたちが一緒にオリンピックの歴史や価値について学ぶミュージアム見学会が開かれました。見学会では「オリンピックって何だろう?」という問いかけのもと、オリンピックシンボルや各大会の聖火トーチなどの展示品を見学し、自分なりのオリンピックについて考えを深めてもらいました。そして「オリンピックゲームス」エリアでは、子どもたちがジャンプコーナーやシンクロコーナーなど、オリンピアンの身体能力に挑戦し、盛り上がりました。

 見学終了後には、参加した子どもたちと遠藤さん、中村さん、坪井さんで記念撮影が行われました。最後に坪井さんが「今日は皆さんとオリンピックのことや、アスリートたちの頑張りなどを学べたと思います。来年はパリ2024大会があるのでぜひアスリートが頑張っている姿を応援しながら、皆さん自身も目標や夢に向かって、たくさん好きなことや得意なことを頑張ってください」とコメントし、イベントが締めくくられました。

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