【ベオグラード共同】レスリング女子57キロ級の桜井つぐみ(21)=育英大=が15日、ベオグラードで開催されている世界選手権で優勝した。昨年は非五輪階級の55キロ級を制した成長株が、2024年パリ五輪に向けて確かな一歩を刻んだ。今大会の日本勢の金メダルは全て女子で5個目。
桜井は決勝で、16年リオデジャネイロ五輪53キロ級女王のヘレン・マルーリス(30)=米国=を破った。57キロ級は、昨夏の東京五輪金メダリストの金城(旧姓川井)梨紗子(27)=サントリービバレッジソリューション=が5月の出産を経てパリ五輪を目指す意向を示しており、代表争いが注目される。
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