陸上女子100m、200mの日本記録を持つ福島千里(33)が29日、オンラインで記者会見し、現役引退を表明した。「小学4年生から陸上を始めて23年。夢だった五輪にも出場することができ、いろいろなことに挑戦できた。幸せな競技人生だった」と時折、言葉を詰まらせながら心境を語った。
北海道出身で、長く日本の女子短距離界を引っ張った。五輪には2008年の北京から3大会連続で出場。100mで10年4月に11秒21、200mでは16年6月に22秒88の日本記録を樹立した。日本選手権では100mと200mでそれぞれ8度の優勝を果たした。(共同)
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