東京五輪第16日の7日、レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝で、初出場の乙黒拓斗(22)=自衛隊=がアリエフ(アゼルバイジャン)を下して優勝した。今大会日本勢では、女子の川井姉妹と向田真優に続き4個目の金メダル。男子フリーでは、2012年ロンドン大会66キロ級の米満達弘以来、2大会ぶりに頂点に立った。
山梨県出身の乙黒拓斗は、19歳で18年世界選手権を制した逸材。今大会も準決勝で19年世界選手権優勝のラシドフ(ROC)を破った。74キロ級に出場した兄の乙黒圭祐は初戦で敗退しており「兄の分も含め、金メダルを取りたい」と意気込んでいた。(共同)
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