東京五輪バドミントン混合ダブルスの渡辺勇大(24)、東野有紗(25)組(日本ユニシス)は6日、2人が出会った中学校のある福島県富岡町に、銅メダル獲得をオンラインで報告した。東野は「2人で『富岡魂で頑張ろう』と臨んだ。本当にうれしい」と満面の笑みを見せた。
渡辺は「朝練は嫌いだったが、走りながら見る景色がきれいで、町の方々も温かくサポートしてくれた。町での経験がなければメダルを取れなかった」と感謝した。
東野は北海道、渡辺は東京都から強豪・富岡第一中に進学。東京電力福島第1原発事故で避難を経験しながら、同中と富岡高でペアを組み、力を付けた。(共同)
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