開会式で聖火台への点火者を務めたテニス女子の大坂なおみ(23)が25日、シングルス1回戦を快勝した後に取材に応じて「プレーに集中していた。五輪でプレーするのは子どもの頃からの夢だった」と語った。メディアに取材対応したのは、5月上旬の欧州でのツアー大会以来となる。
2カ月前の全仏オープンでは精神的負担を理由に記者会見を拒否し、「うつ」に悩まされていたことを告白して2回戦を前に棄権した。初出場の東京五輪が約2カ月ぶりの試合だった。
トップ選手でも心の問題を抱えることに光を当てた大坂は「必要な休息は取れているし、少しはリフレッシュできた」と語った。(共同)
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