東京五輪第2日の24日、柔道男子60キロ級の高藤直寿(28)=パーク24=が楊勇緯(台湾)を破り、日本選手団第1号金メダルを獲得した。競技発祥の「お家芸」の好発進で、自国開催の祭典のムードが高まった。
2013年の世界選手権を20歳で初制覇。16年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを期待されたが、銅メダルにとどまった。17、18年と再び世界選手権を制し、雪辱を期して臨んだ今回は自由自在な動きと鋭い足技を披露し、頂点に立った。
男子60キロ級は野村忠宏が1996年アトランタ五輪から04年アテネ五輪まで五輪3連覇の偉業を達成したが、その後は頂点に届かなかった。(共同)
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