陸上男子100メートルで6日に9秒95の日本新記録を樹立した山県亮太(セイコー)が9日、オンラインで取材に応じ「9秒台を意識し出したのは中学生の頃。やっと出たな、という思いが強い。長かった」と改めて快挙達成の感慨を語った。
2017、18年に10秒00をマークした山県は、その後2年は右膝などの故障に苦しんだ。「このまま自己記録が出せないかも」と不安を覚えた時期もあったそうだが、コーチをつけた今季に復活。日本記録を0秒02縮めた走りも、前半に改善点があるとして「100点のレースでもない。さらにステップアップしていきたい」と力強く話した。(共同)
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