柔道のグランドスラム(GS)カザン大会(5~7日・ロシア)に出場する日本代表が1日、羽田空港から出発し、東京五輪女子52キロ級代表の阿部詩は「万全な状態。自分の柔道を出し切りたい」と力強く意気込んだ。
日本勢は五輪前で最後の実戦。20歳の阿部は3月のGSタシケント大会で優勝したものの、海外勢に研究されて持ち味の攻撃力を発揮し切れなかった。得意の袖釣り込み腰に持ち込むために足技や組み手をテーマに掲げ「自信をつけて帰ってきたい」と引き締めた。
五輪代表は他に女子で70キロ級の新井千鶴と48キロ級の渡名喜風南が参加する。(共同)
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