陸上の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権50キロ競歩は11日、石川県輪島市の日本陸連公認コースで行われ、2017年の世界選手権代表だった丸尾知司が3時間38分42秒で初優勝し、初の五輪代表に決まった。これで50キロの代表が全て出そろった。
3分52秒差の2位は勝木隼人。3位は小林快、4位は野田明宏と続いた。16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの荒井広宙は7位で五輪切符を逃した。
丸尾は、19年に鈴木雄介がつくった大会記録を塗り替えた。五輪代表には既に鈴木と川野将虎が決まっている。女子20キロの特別レースも実施され、河添香織が1位だった。(共同)
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