東京五輪の空手・形男子の金メダル候補、喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が2日、沖縄県豊見城市内で、新型コロナウイルスの感染拡大後初めて報道陣に稽古を公開した。力強い演武を披露し「状態は万全。いつ試合をしてもいいように毎日稽古している」と語った。
昨年2月に母が57歳で亡くなったことを明かし「母も五輪の金メダルを強く願っていた。約束をしっかり果たしたい」と決意を新たにした。
コロナ禍でも感染防止に注意し、通常通りの稽古を積んできた。五輪延期でできた時間で、突き蹴りなど基本の鍛錬を徹底。「全てが進化している。五輪では満点を出す」と自信満々だ。(共同)
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