男子マラソンで東京五輪代表入りを目指す井上大仁(MHPS)が19日、長崎市で取材に応じ、代表の残り1枠を争う3月1日の東京マラソンへ「いい調子で練習できている。日本記録を一つの目標として、それ以上のレベルで優勝争いに絡んでいければ」と抱負を述べた。
代表入りには2時間5分50秒の日本記録突破が不可欠。「代表権をどうこうというのは今は考えていない」と話す27歳の井上の自己ベストは2018年の東京マラソンで出した2時間6分54秒で、1分以上更新したうえで日本勢最上位となる必要がある。
新型コロナウイルスの感染拡大により大会は一般ランナー抜きで実施される。(共同)
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