日本オリンピック委員会(JOC)は11月23日(土)、兵庫県の東リいたみホール(伊丹市立文化会館)大ホールで「ウィンドシンフォニーオーケストラ meets オリンピック コンサート in いたみ」を開催しました。
JOCでは1997年から毎年、オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、感動的なオリンピック映像を壮大なフルオーケストラの演奏とともにお送りするスペシャルコンサート「オリンピックコンサート」を東京で開催しています。2017年、新たな音楽と幅広い地域の方々との出会いを意図し、初めて吹奏楽団との共演による首都圏以外での開催が福岡県久留米市で実現。演奏はこれまで全日本吹奏楽コンクールにおいて34回の金賞受賞を誇るブリヂストン吹奏楽団久留米が担当し、迫力あるブラスサウンドと躍動するオリンピック映像の競演による感動的な舞台は大好評を博しました。
ブリヂストン吹奏楽団久留米出演による本公演は、2017年4月福岡県久留米市、2018年4月長野県長野市に続き3度目となり、今回はじめて関西圏で開催。指揮は冨田篤さん、司会は元NHKエグゼクティブアナウンサーの工藤三郎が務めました。
コンサートは2部構成で行われ、オリンピックの過去大会の映像とともに、ブリヂストン吹奏楽団久留米が「オリンピック・マーチ」「歌劇『運命の力』序曲」などを演奏。ブリヂストン吹奏楽団久留米が奏でる力強く壮大な音楽と、オリンピックを彩った数々の感動シーンや日本代表選手団の活躍が見事に融合し、来場した817名から盛大な拍手が送られました。
また、ゲストオリンピアンとして、いずれも関西出身の寺川綾さん(水泳/競泳)、中村麻衣さん(水泳/シンクロナイズドスイミング ※現アーティスティックスイミング)、八木かなえ選手(ウエイトリフティング)、上田藍選手(トライアスロン)が出演。第二部の最初に行われたトークコーナーでは自身が出場したオリンピックの思い出や、開幕まで244日となった東京2020大会への思いを語るなど、コンサートを盛り上げました。
コンサートの最後は、伊丹市少年少女合唱団が「オリンピック讃歌」を合唱。美しい歌声で華やかにフィナーレを迎え、目前に迫った東京2020大会への期待がさらに高まるステージとなりました。
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