日本オリンピック委員会(JOC)は2018年9月22日、宮城県の亘理町立荒浜小学校体育館で「オリンピックデー・フェスタ in わたり」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
亘理町では初開催となる今回は、衛藤昂さん、森田智己さん、大山加奈さん、佐藤あり紗さん、千田健太さん、鈴木寛さん、髙橋弘篤さんの7名のオリンピアンが参加。亘理町にお住まいの小学生以上の113名と交流しました。
開会式では、オリンピアンを代表して大山さんが、開催地を代表して亘理町の山田周伸町長が挨拶。今回の参加オリンピアンのうち、宮城県出身もしくはゆかりのあるオリンピアンが5名おり、アットホームな雰囲気のなかでの開会となりました。
「ラヂオ体操」でウォーミングアップをした後、スポーツプログラムでは「手つなぎ鬼」「ボール運び」「5色玉入れ」「雑巾がけリレー」の4種目を実施。5色のチームに分かれたオリンピアンがリーダーとなり、参加者は心を一つにして優勝を目指しました。
スポーツプログラム終了後は、全員で記念撮影と「花は咲く」を合唱しました。文化プログラム「オリンピアンとのQ&A」では、「今している競技をやろうと思ったきっかけは何ですか?」「なんでパワフルカナと呼ばれたんですか?」「小学校の頃の将来の夢は何でしたか?」「好きな色は何ですか?」など、幅広い質問が投げかけられ、オリンピアンたちは一つ一つ言葉を確かめるように丁寧に答えていました。
閉会セレモニーでは、オリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を衛藤さんが紹介。次の開催会場の岩手県雫石町へとつなげていくことを伝えました。
最後のオリンピアン全員からの挨拶では、森田さんが「うれしいメダルの色もあれば、ちょっと悔しいメダルの色もあったと思います。みんなで頑張って一生懸命チーム1つで頑張ってつかんだメダルです。みんなが一生懸命取り組んでくれたのがとてもうれしかったです」と語りかけ、大山さんからは「メダルを目指して一生懸命取り組んでくれたことが、とてもかっこよかった。キラキラしていました。これからもスポーツ、勉強、おうちのお手伝い、お友達と遊ぶことを一生懸命キラキラ輝く日になるよう頑張ってください」とエールが送られました。
閉会後は、オリンピアンが参加者をハイタッチで見送り、ひとりひとりに笑顔で接しました。その際、森田さんがアテネオリンピックの銅メダル、千田さんがロンドンオリンピックの銀メダルを披露。その後行われたサイン会では、参加者と言葉を交わしながら最後の交流を楽しみました。
フェスタ実施前には、オリンピアンたちは被災地を知る一環として、亘理町の荒浜中学校、鎮魂の杜、避難の丘、荒浜小学校を訪問。鎮魂の杜・避難の丘では、オリンピアンたちは献花を行い、語り部の菅原さん夫妻の説明に耳を傾けながら、被災された方々に思いを寄せていました。
■参加オリンピアン
・衛藤昴(陸上競技)
2016年リオデジャネイロオリンピック 出場
・森田智己(水泳/競泳)
2004年アテネオリンピック 銅メダル
2008年北京オリンピック 出場
・大山加奈(バレーボール)
2004年アテネオリンピック 5位入賞
・佐藤あり紗(バレーボール)
2016年リオデジャネイロオリンピック 5位入賞
・千田健太(フェンシング)
2008年北京オリンピック 出場
2012年ロンドンオリンピック 銀メダル
・鈴木寛(ボブスレー)
1994年リレハンメルオリンピック 出場
1998年長野オリンピック 出場
2002年ソルトレークシティオリンピック 出場
2010年バンクーバーオリンピック 出場
2014年ソチオリンピック 出場
・髙橋弘篤(スケルトン)
2014年ソチオリンピック 出場
2018年平昌オリンピック 出場
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