東日本大震災の復興支援活動「オリンピックデー・フェスタ in やまだ」が6月15日(土)、岩手県下閉伊郡山田町の山田町B&G海洋センター体育館で行われました。
当日の実施内容は以下の通りです。
■参加オリンピアン・アスリート
・小塚崇彦(スケート/フィギュアスケート)
2010年バンクーバーオリンピック 8位入賞
・阪本章史(自転車)
2008年北京オリンピック 出場
・小西あかね(アイスホッケー)
2014年ソチオリンピック 8位入賞
2018年平昌オリンピック 6位入賞
・中村亜実(アイスホッケー)
2014年ソチオリンピック 8位入賞
2018年平昌オリンピック 6位入賞
・藤沼亜衣(卓球)
2000年シドニーオリンピック 出場
2004年アテネオリンピック 5位入賞
・淡路卓(フェンシング)
2012年ロンドンオリンピック 銀メダル
・大島公一 (野球)
1992年バルセロナオリンピック 銅メダル
■地元参加者
山田町在住の小学生と保護者 72名
■実施プログラム
<開会式>
・チームジャパン代表挨拶:大島公一さん
「今日は、スポーツの良さを伝えられる運動会にしたいです。様々な年代層の方が参加されていますが、元気、笑顔、そして感動を与えられたらと思います。スポーツにはルールがあります。しっかり理解し、そして、マナーが重要になってきます。他人を傷つけない、自分も傷つかない。けがをしないように今日一日を楽しみましょう」
・開催地代表挨拶:山田町町長 佐藤信逸さん
・選手宣誓
・ラジオ体操:道又悟さん、黒澤寛さん、東海林博さん
<スポーツプログラム>
手つなぎ鬼、小玉まわし、デカパン競争、5色玉入れ
<文化プログラム>
全員記念撮影、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」合唱、オリンピアンとのQ&A、ハイタッチ、サイン会
<閉会式>
・競技結果:[金]ブラック(小西あかねさん・大島公一さん)、[銀]レッド(中村亜実さん)、[銅]イエロー(阪本章史さん)
・「つながる火」紹介:小西あかねさん
・オリンピアン挨拶(1):阪本章史さん
「結果としては3位でしたが、とてもチームワークが良かったです。作戦会議やゲームの中で絆が生まれました。それがスポーツの良いところだし、学んでいける部分だと思います」
・オリンピアン挨拶(2):淡路卓さん
「(皆さんそれぞれ)何か頑張りたいものがあると思うし、これから出てくると思います。何かをやろうとしたとき、上達する方法はインターネットなどにたくさん紹介されていますが、一番の上達方法は全力で楽しむことだと思います。楽しむということは、仲間と笑いあう、競い合う、全力でやることです。今後様々な場面で挑戦するときは、『頑張る』より『楽しむ』を意識しましょう。また皆さんとご一緒にできる時は、さらに楽しめるようにしたいです。今日はありがとうございました」
■学校訪問
来年度に統廃合で廃校となる「山田町立豊間根中学校」を訪問。卓球部と野球部の練習に藤沼亜衣さんと大島公一さんが参加しました。
■被災地訪問
鎮魂と希望の鐘、陸中山田駅大時計、オール(山田町交流センター)、三陸鉄道、三陸花ホテルはまぎく「平成の架橋」碑
・地元で写真展を営む語り部さんから、町を歩いて今の山田町の姿を見ながら当時と今のお話を伺いました。
・全線開通した三陸鉄道にも乗車し、鉄道と生活の密接な結び付きを体感しました。
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