東京都は15日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて新設した「海の森水上競技場」(都内臨海部)を報道陣に公開した。16日に完成式典を開く。五輪ではボートとカヌー・スプリント、パラリンピックではボートとカヌーが実施される予定。
都によると、敷地面積は約79ヘクタールで、5月末に完成した。水域は長さが約2300メートルで、幅が約200メートル。東西に整備した締め切り堤で水位を調整し、岸壁などには競技に影響がないよう波を抑える装置を設けた。2千席の観客席を備え、整備費は約308億円。
大会後は大会の誘致に加え、水上スポーツなどを楽しむ場として活用する。(共同)
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