【ブエノスアイレス共同】国際オリンピック委員会(IOC)は9日、ブエノスアイレスで総会最終日の審議を行い、国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長(59)の委員就任を承認した。任期は8年。日本から通算14人目のIOC委員誕生で、現職では日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(70)と合わせて2人となった。
渡辺氏はアジア人初のFIG会長で五輪実施競技の国際競技連盟では現在、日本人でただ一人、トップを務めている。IOCとのパイプが増えることで、2020年東京五輪の成功に追い風となりそうだ。候補者のうち最多の76票を集めて信任された。
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