東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣(第一次発行分)の打初め式が7月27日、大阪府大阪市にある造幣局で行われました。
これは、東京2020大会を記念して、大会開催直前までに4回に分けて合計37種類が発行されるもので、今回打初めを行った貨幣は、第一次発行分の一万円金貨幣が1種類、千円銀貨幣が2種類、百円クラッド貨幣が2種類です。
挨拶に立った東京2020組織委員会の遠藤利明会長代行は、「千円銀貨幣の裏面の、日本の国花である桜と大会エンブレムが一体化した図柄が象徴するように、オールジャパンで東京大会の成功へ機運醸成を図りたい」と語りました。
打初め者として、2000年シドニーオリンピックの競泳で銀・銅メダルを獲得した中村真衣さん、2016年リオデジャネイロオリンピックのフェンシング女子エペ個人8位入賞の佐藤希望選手、同年のリオデジャネイロパラリンピック柔道100キロ超級銅メダルの正木健人選手も参加。打初め者が、工場の圧印機につながれたボタンを押すと、貨幣の模様をつける「圧印」が開始され、次々と圧印された貨幣ができ上がっていきました。千円銀貨幣については引き続いて、裏面の大会エンブレム部分へのカラー印刷も行われ、その後、完成したばかりの貨幣が披露されました。
今回打初めされた貨幣のうち、東京オリンピックの一万円金貨幣(流鏑馬と心技体)と千円銀貨幣(水泳)、東京パラリンピックの千円銀貨幣(柔道)については、8月1日まで、造幣局にて申込みを受け付けています。
詳細は、以下の関連リンクより、造幣局オフィシャルサイトをご覧ください。
関連リンク
CATEGORIES & TAGS