日本オリンピック委員会(JOC)は2015年7月4日、埼玉県川越市のウェスタ川越 大ホールで「オリンピックコンサート2015 in 川越」を開催しました。
「オリンピックコンサート」は、オリンピック映像とオーケストラ演奏を融合させ、スポーツファンのみならず、普段スポーツやオリンピックに親しみのない方にもオリンピックの価値や素晴らしさを実感してもらうことを目的に、JOCが1997年から毎年開催しています。
今回は東京以外で初めての開催となり、梅田俊明さんによる指揮の下、この年の春に新たに日本に誕生したオーケストラ「THE ORCHESTRA JAPAN」が演奏。また、水泳・競泳で1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピックと2大会連続で出場したオリンピアンで、現在は俳優として活躍する藤本隆宏さんがナビゲーターを務めました。
コンサートは「つなごう、聖なる炎を!」をテーマに、聖火に託され受け継がれてきた“平和、相互理解、フェアプレイ”といったオリンピックの基本理念、また、未来のオリンピックで輝く炎となるように夢へ向かって進み続けるアスリートの姿を表現。オーケストラが奏でる音楽、ダイナミックな映像による演出で、翌年に控えたリオデジャネイロオリンピック、そして、東京2020大会への機運が高まるステージとなりました。
また、2004年アテネオリンピックで金メダル、2012年ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得したハンマー投の室伏広治選手、ゴルフの江澤亜弥選手がゲストアスリートとして参加。トークコーナーなどでコンサートを盛り上げました。
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