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2018.01.26 オリンピック

「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催

「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催
「とどけ!勇気2018 平昌オリンピック日本代表選手団応援イベント」を開催(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は1月5日、「第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)とどけ!勇気2018 平昌オリンピック日本代表選手団応援イベント」を東京都港区の東京ミッドタウン 芝生広場 特設リンク(三井不動産アイスリンク for TOKYO 2020)で開催しました。

 このイベントは、平昌オリンピック日本代表選手団に対する応援機運の向上を目的として開催されました。応援団長の松岡修造さんによるトークイベントと、オリンピックムーブメント・アンバサダーの小塚崇彦さんによるスケート教室の2部構成で行われ、抽選で選ばれた小学3〜6年生のスケート教室参加者35名とその保護者が参加しました。

「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催
竹田恆和JOC会長があいさつ(写真:フォート・キシモト)

 第1部では、まず主催者を代表して竹田恆和JOC会長が登壇し、「あけましておめでとうございます」と年始のあいさつ。また、現在、平昌大会に向けて選手が最後の練習に励んでいるところであることを報告すると、東京2020大会前の最後のオリンピックとなることを踏まえて「平昌大会で最高の成績を収め、その熱気を2020年の東京オリンピックにつなげていきたいと思っています。そのためにも、皆さんに冬を燃やすような、熱い勇気を日本選手団に与えてもらいたいと思います」と述べました。

「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催
熱いトークで日本選手団へ「勇気」を届けた応援団長の松岡修造さん(写真:フォート・キシモト)

 次に、応援団長の松岡修造さんによるトークイベントが行われました。松岡さんは、応援イベントのテーマである「冬を、燃やせ。とどけ!勇気2018」にふさわしく、力のこもったトークで会場を盛り上げながら、平昌大会の見どころ、注目選手などを紹介。そして「見てもらいたいのは勝ち負けだけではなく、その選手が本気になって、どういうことを表現しようとているか、何を伝えているかを感じてほしいです」と子どもたちにメッセージ。そして応援の意味について子どもたちに尋ねると、「世界中がみんな見ている中で戦うのだから、選手は緊張するし、勇気がほしい。だからこそ、応援するんじゃないのかな。みんなは選手と一緒に戦うんだよ。ぜひ(選手と)同じ気持ちになってほしい」と語り、日本選手団への熱い応援を呼びかけました。

「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催
小塚崇彦さんによるスケート教室(写真:フォート・キシモト)
「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催
子どもたちに丁寧に指導する小塚さん(写真:フォート・キシモト)

 第2部では、オリンピック・ムーブメントアンバサダーの小塚崇彦さん(フィギュアスケート)によるスケート教室が行われました。拍手に迎えられた小塚さんはまず、デモンストレーションとしてエッジのさまざまな箇所を使って止まる方法や、華麗なジャンプなどを披露。その後、参加者は初級者向けクラスと中・上級者向けクラスの2つに分かれて、足踏みをしながら前に滑る練習や、氷上に固めた雪を切るように滑るゲームなどを実施しました。小塚さんは一人一人に目を配り、「最後まで諦めずに頑張ることが大事」とアドバイスを送りながら熱心に指導。初級者向けクラスには松岡さんも参加し、子どもたちは転んでもめげずに懸命に練習に取り組んでいました。約40分間のレッスンが終わると、最後に全員で記念撮影に臨み、笑顔でスケート教室を締めくくりました。

 イベントを終えて小塚さんは「選手が全力で競技に打ち込めるよう、全力で応援していきたいと思います。(応援イベントによって選手は)みんなが応援してくれているというパワーを感じます。そこをもっと選手たちに伝えていけたらいいなと思います」、松岡さんは「僕は応援をすることが生きがい。選手には4年間やってきた全てを出してほしい。勝っても負けても、それが僕たちに勇気を与えてくれます」と語り、1カ月後に迫った大舞台へ、さらなる応援を誓っていました。

「とどけ!勇気2018」平昌オリンピック日本代表選手団応援イベントを開催
「がんばれ!ニッポン!日本代表選手団 応援ブース」に展示されたウェアや聖火リレーのトーチ(写真:フォート・キシモト)

 なお、今回のイベントを行ったアイスリンクには「がんばれ!ニッポン!日本代表選手団 応援ブース」が3月4日(日)まで設置されています。ブース内は過去4大会で使用された聖火リレーのトーチや、ソチオリンピックで羽生結弦選手(フィギュアスケート)が着用した衣装をはじめ、メダリストが実際に使用したウェア、用具などが展示されているほか、日本代表選手団へとどける応援メッセージ記入コーナーも設けられました(メッセージの受付は1/15で終了)。

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