ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)序盤戦を終えた高梨沙羅が19日、欧州から帰国した。個人戦4試合を終えて優勝がなく、あと1勝に迫ったジャンプの歴代単独最多の通算54勝達成は来年に持ち越しとなった。3位が2度の成績に「ふがいない結果に終わってしまった」と反省を口にした。
ただ、踏み切る際のインパクトを強くするという課題を見つけたといい「何本も続けていけば(調子は)上がってくる」と、練習で修正を図る。平昌冬季五輪まで約2カ月。「これからが大事。焦らず、慌てず、諦めずに集中していきたい」と、金メダル獲得へ、ピークを合わせる青写真を描く。(共同)
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