リオデジャネイロ五輪で4連覇を果たし、国民栄誉賞を受けたレスリング女子58キロ級の伊調馨が8日、佐賀県鹿島市で開かれたジュニア向けの指導会に参加した。実技を交えて本格的に指導し「コーチングの勉強も兼ねて普及活動をやっていきたいと思っているので、いい機会になった」と語った。
集まった約80人の地元選手に「一瞬しかないタックルの隙を逃さないように練習しよう」などと声を掛けながら、ポイントを奪うこつを約2時間にわたって教え込んだ。
練習の合間に取材に応じた32歳の伊調は、現役を続けるか否かについて「心身をリフレッシュしながら、ゆっくり決めたい」と語った。(共同)
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