昨夏のリオデジャネイロ五輪レスリング男子で銀メダルを獲得したフリースタイル57キロ級の樋口黎とグレコローマンスタイル59キロ級の太田忍が4日、練習拠点となる横浜市の日体大で始動し、スパーリングなどで精力的に汗を流した。
樋口は昨年12月の全日本選手権では減量の少ないフリー61キロ級で優勝。当面は61キロ級で力をつける方針で「東京五輪までしっかりと体力と技術を向上させていく」と話した。
太田は豪快な投げ技など切れのある動きを披露。8月の世界選手権(パリ)に照準を合わせ「リオの悔しさを忘れていない。絶対、世界一になる」と目標を掲げた。(共同)
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