ロンドンオリンピック陸上競技・森岡紘一朗選手に7位入賞の表彰状を授与

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森岡紘一朗選手（写真左）に7位入賞の表彰状が授与された（写真：フォート・キシモト）

　2012年に英国のロンドンで開催された第30回オリンピック競技大会の陸上競技・男子50km競歩に出場した森岡紘一朗選手の競技成績について、国際オリンピック委員会（IOC）より、2016年9月28日付け文書にて10位から7位に繰り上がったとの通達があったことを受け、表彰状の授与式が12月19日、日本陸上競技連盟の年間表彰式「アスレティック・アワード2016」にて行われました。

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竹田恆和JOC会長（写真：フォート・キシモト）

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陸上競技・男子50キロ競歩の森岡選手（写真：フォート・キシモト）

　式には、国際オリンピック委員会（IOC）の竹田恆和委員が出席し、森岡選手に表彰状を授与。また、日本オリンピック委員会（JOC）の会長として、リオデジャネイロオリンピックなどに出場した陸上競技の選手らを前に、同大会では日本選手団として過去最高となるメダル41個、入賞88という結果を報告し、「選手の皆さんがコーチ、スタッフと一丸になって2020年につながる成績を残したことを大変うれしく思っております」と述べました。また、3年7カ月後に迫った東京2020大会に向けて、「選手の皆さんの活躍は、次代を担う若い青年・少女の大きな夢、感動、そして勇気を伝えることになります。そして、明るく豊かな、活力ある社会の形成、またオリンピックムーブメントの目標である世界平和の構築に貢献することにつながります。そのためにも選手の皆さんには2020年に悔いのない試合ができるよう、今から精進を重ねていただきたいと思います」と激励しました。

　続いて、森岡選手が「今回はこのように表彰していただき、大変うれしく思います」とコメント。そして「これまでフェアプレー精神のもとで競技に取り組んできた結果が、入賞につながったのではないかと思います。また今後もこのような賞に恥じることのないよう、精進していきたいと思います」と気持ちを新たにしていました。