日本オリンピック委員会(JOC)は12月16日、渋谷区の岸記念体育会館において北九州市と「JOCパートナー都市協定」締結調印式を行いました。北九州市は23都市目のJOCパートナー都市となります。
調印を終えた竹田恆和JOC会長は、「今後のオリンピックムーブメントの推進事業、ならびにスポーツ政策を機軸としたまちづくり政策の中で、スポーツ施設などのハードの面だけでなくソフトの面におきましてもご支援、ご協力いただけることを期待しております」とコメント。
続いて登壇した北九州市の北橋健治市長は、同市出身で、ロンドンオリンピック柔道男子90キロ級銅メダリストの西山将士選手が、市内で柔道教室と講演を行い生徒が感銘を受けていたとのエピソードを紹介。「この協定締結を契機として、このようなチャンスを増やし、国際的に活躍できる人材の育成に鋭意努めたいというのが私たちの思いです」と、今後の展望を語りました。
調印式には、その西山選手も同席。あいさつに立った西山選手は、今回の協定締結により、「北九州市が世界との架け橋になるきっかけになる」と期待感を示しました。その上で「今後私のできる限り後世にバトンタッチして、北九州の皆さんに感動を与えられるように尽力していきたいと思います」と抱負を述べました。
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