日本オリンピック委員会(JOC)の小野清子名誉委員と川淵三郎名誉委員が10月19日、来日中のトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長からオリンピック・オーダーを授与されました。
オリンピック・オーダーは1906年にクーベルタン男爵がオリンピズムの普及、発展に顕著な功績を残した個人、団体に対して授与したことから始まり、1964年の東京オリンピックの招致並びに大会成功に尽力した東龍太郎元IOC委員が1975年に受章して以来、これまで60名の方々に授与されています。
今回の受章に対する両名誉委員のコメントは以下の通りです。
■小野清子名誉委員
「この度は、オリンピック・オーダーの栄をいただき、誠に僭越なことと恐縮いたしております。この度の受賞は私事だけではなく、日本の子供たちのスポーツを通した心と体の成長への金メダルだと思っております。体操競技を中心に青少年の育成、健康長寿社会づくりを目指して、微力ながら尽力して参りました。これからも、健康長寿社会づくり、そして世界平和につながる活動を微力ながら続けていきたいと思います」
■川淵三郎名誉委員
「このような素晴らしい賞をいただいたことに、トーマス・バッハ会長をはじめ、多くの関係各位に心より感謝いたします。私のサッカーの恩師はデットマール・クラマー氏であり、彼からはサッカーだけでなく、人生哲学を学びました。残念ながらクラマー氏は昨年90歳でお亡くなりになられましたが、本日バッハ会長よりオリンピック・オーダーを授与されたことを、きっと喜んでくれていると確信しております」
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