8月5日(現地時間)の一般オープンから約2週間が経過した「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE Reception in Rio de Janeiro」(以下、ジャパンハウス)。ジャパンハウスはこれまでも、各オリンピック開催都市に設置され、スポンサー、各国・地域オリンピック委員会(NOC)や国際競技連盟(IF)、そして国際オリンピック委員会(IOC)関係者へのホスピタリティサービスや、メダリストを中心とした日本代表選手団の記者会見が行われていました。今回は4年後に迫った2020年東京オリンピック・パラリンピックを前に大幅に規模を拡大。2020年東京オリンピック・パラリンピック、2019年ラグビーワールドカップといった国際大会に加えて、日本の技術や文化、東京都はもちろん、それ以外の全国の46道府県をPRする場として、地元リオデジャネイロの人々も多く迎え入れています。8月18日時点で5万人以上の来場者を数え、各ブースには行列ができるなど活況を呈しています。
ジャパンハウスの1階では各都道府県の紹介や、スポンサーによる展示、日本を紹介するブースが設置されています。特に人気があるのは日本酒や梅酒、ワイン、ウイスキーなど日本製のお酒の飲み比べのコーナー。試飲する人たちは、お酒を飲むだけでなく、どうやって作られているのかなどの説明にも熱心に聞き入っていました。
2階には書道、浴衣の着付け、茶道、ヨーヨー釣りの体験ブースがあり、こちらも連日大盛況。特に休日には親子連れが多く訪れ、いずれのブースにも行列ができるほど、訪れた人々は日本文化に興味津々の様子です。
また、開催期間中は1階に設置されているステージで多くのイベントが行われました。13日には沖縄民謡が披露され、大迫力の和太鼓や踊りのリズムにサンバが好きなリオっ子から大声援が送られていました。また、17日にはサッカー元日本代表監督のジーコさんが来場。スポーツ庁の鈴木大地長官との和食をテーマにしたトークセッションを行い、日本の文化についてや2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの期待を表しました。
そのほか、ソチ冬季オリンピックのジャパンハウスでも設置されて人気を博した漫画カメラも置いてあり、訪れた方々を飽きさせない仕掛けも満載。来場者は日本への理解を深め、4年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックに期待を膨らませていました。
ジャパンハウスはオリンピック期間中は8月21日まで、パラリンピック期間中は9月7日から18日までオープンし、多くの人々を受け入れます。
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