柔道男子100キロ級で昨夏に世界一となり、リオデジャネイロ五輪代表入りが有力な羽賀龍之介(旭化成)が7日、札幌市内のリハビリ施設でスピードスケート五輪覇者の清水宏保氏に指導を仰ぎ、下半身や体幹を鍛える特訓に挑んだ。
羽賀は母校の東海大の先輩から清水氏を紹介され、昨年6月に初めて指導を受けた。2度目の今回は左右の体重移動を重視するためスピードスケートの動きを取り入れ「柔道では重心を移動させる局面が多い。守りの面でもいい感覚が身に付き、今後に生かしたい」と話す。他競技ながら一時代を築いた王者から、世界と闘う心構えも教わっているという。(共同)
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