トランポリンのリオデジャネイロ五輪代表の伊藤正樹(東栄住宅)が21日、静岡県掛川市での都道府県対抗選手権の決勝でロンドン五輪5位の上山容弘(モンパルテ)を破って優勝した。大会はトーナメント形式で行われ、もう1人のリオ五輪代表の棟朝銀河(慶大)は準決勝で上山に敗れ、3位だった。
伊藤は昨年12月に腰を痛めて調整は万全ではなかったというが「五輪代表として、負けてはいけないという気持ちだった」と話した。今大会を最後に引退する上山に敗れた棟朝は「五輪までには(実力で)超えなければ」と気を引き締めた。(共同)
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