陸上男子短距離の東洋大の桐生祥秀選手(20)が10日、故郷の滋賀県彦根市で行われた成人式に出席した。式後、報道陣に今年の抱負として「リオデジャネイロ五輪で決勝まで残って走りたい」と語った。
スーツ姿に鮮やかなワインレッドのネクタイを締めた桐生選手は、用意された色紙に今年の目標を「超」と書き、「決勝の壁を越えたい。今の実力を試したい」と意気込んだ。
また「20歳で五輪の年を迎えるのは良いタイミング」とした上で、5年、10年後について「常に日本のトップに立ち、世界で戦える選手でいたい」と語った。
桐生選手は京都の高校に進学するまで彦根市で育った。(共同)
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